お天気クイズ【2022年4月】

咲き連なっているサクラの花を、雲にたとえて「花の雲」といいます。

大分地方気象台にあるサクラは、2022年は4月1日に満開となりました。

佐伯市宇目の４月の平年値は、
・最高気温20.3℃
・最低気温6.6℃
差は「13.7℃」もあります。

日田は13.3℃、湯布院は13.0℃、大分は9.4℃の気温差です。

気象レーダーから発射された電波は、雨粒にあたって戻ってきます。

戻ってくる電波のずれ（ドップラー効果）を利用することで、雨の動きを観測できます。

気象レーダーの観測が充実することは、大雨の予報精度が上がることにもつながります。

＜参考＞

・気象レーダー（気象庁）

台風の周りでは、地球の自転によって発生する風の流れがあります。

風の流れによって、台風は北西方向に動きます。

これは「ベータドリフト」と呼ばれる動きです。

＜参考＞

・山口宗彦，2013：ベータドリフト，日本気象学会 天気論文

春になり、渡り鳥が北の方へ帰るころの曇り空を「鳥曇り」といいます。

４月１０日～１４日は七十二候で「鴻雁北（こうがん かえる）」です。

渡り鳥の「がん」が、北へ帰って行くころをあらわしています。

空気中に小さな水滴が浮かんで、見通しが１キロ未満の状態が「霧」です。

見通しが１キロ以上１０キロ未満の状態が「もや」です。

見通しが１００メートル以下だと「濃霧」になります。

春は霧が発生しやすい時期です。

霧が発生したら、車の運転に注意しましょう。

＜参考＞

・ もや、霧（きり）、霞（かすみ）、雲のちがいは？（気象庁、はれるんライブラリー）

先が尖っている雲を「にんじん状の雲」と呼びます。

穂先の部分で積乱雲が発生し、発達しながら上空の風に流されて、にんじん状になります。

豪雨・突風・雷などを伴うことがあり、注意が必要な雲です。

＜参考＞

・にんじん状雲（気象衛星センター）