お天気クイズ【2022年5月】

「暑さ指数」は、熱中症予防に使われる指標です。

暑さ指数 ＝ 0.7 × 湿球温度 ＋ 0.2 × 黒球温度 ＋ 0.1 × 乾球温度 で求められます。

湿球温度は、「空気の湿り具合を示す温度」です。

湿度が高いと湿球温度は高くなり、暑さ指数も大きくなります。

黒球温度は、日なたにおける体感温度と関係しています。

乾球温度は、気温のことです。

＜参考＞

・熱中症環境保健マニュアル 2022（環境省）

５月５日～１０日は、蛙始鳴（かわず はじめてなく）。

冬眠から目覚めたカエルが鳴きはじめて、元気に動き回るころです。

５月１１日～１５日は、蚯蚓出（みみず いずる）。

５月１６日～２０日は、竹笋生（たけのこ しょうず）です。

タケノコは夏の季語になっています。

「一時」は、
・現象が連続的に起こる
・現象の発生時間が、予報期間の４分の１未満
を表します。

「時々」は、
・現象が断続的に起こる
・現象の発生時間の合計が、予報期間の２分の１未満
を表します。

ほとんどの場合、「時々」より「一時」のほうが短いです。

＜参考＞

・天気予報に出てくる言葉（気象庁）

これは「超音波式」の風向風速計です。

風車型のように回転しないので、機械が消耗しづらく、雪が付着して回転できなくなることもありません。

観測されたデータは、天気予報などに使われます。

＜参考＞

・気象観測用測器における「鳥よけ」の実状（気象庁，測候時報 78.4，2011）

太陽高度が高いほど、紫外線は強くなります。

そのため、一日のうちでは、正午ごろが最も強いです。

１年のうちでは夏に強くなりますが、春でも対策は必要です。

日焼け止めや帽子、日傘など活用しましょう。

＜参考＞

・晴天時UVインデックスの時別累年平均値グラフ（気象庁）

五月晴れの「五月」は、旧暦の５月（現在の６月）にあたります。

ちょうど梅雨の時期です。

そのため「五月晴れ」は、もともとは「梅雨の晴れ間」という意味でした。

いまでは「５月の空の晴れわたること」という意味でも使われています。

＜参考＞

・「五月晴れ」の使い方は？（NHK放送文化研究所）

明治16年5月26日、東京気象台で初めて、暴風警報が発表されました。

当日の天気図を見ると、四国の南岸に低気圧があり、中心気圧は745mmHg（993hPa）。

全国的に気圧が低下して、四国や九州では強い風が吹いたと記録されています。

＜参考＞

・気象庁の歴史（気象庁）

・日本初の暴風警報（デジタル台風）

「顕著な大雨に関する気象情報」は、2021年6月17日から発表されるようになった情報です。

2021年の発表回数は、のべ１７回です。

そのうち１２回は、０時～９時に発表されました。

寝ている時間に発表されることもあるため、大雨のときは暗くなる前に行動することが大切です。

＜参考＞

・顕著な大雨に関する情報について（令和3年度 予報技術研修テキスト、25ページ参照）（気象庁）