お天気クイズ【2022年9月】

台風が発生するためには、いくつか条件があります。

条件のひとつは、コリオリ力が働くこと。

コリオリ力とは地球の自転によって生じる力で、台風が渦を巻くために必要です。

赤道上ではコリオリ力が０のため、赤道付近は渦を巻く力がなく、台風は発生しにくくなります。

気象庁は一日の時間を８つに分けていて、午後３時から６時を「夕方」と決めています。

天気予報で「夕方から雨」と言ったとき、午後３時から雨が降ることもあります。

＜参考＞

・１日の時間細分図（気象庁）

風速は「１０分間の平均風速」です。

例えば午後６時の風速は、午後５時５０分～６時００分の平均値になります。

瞬間風速は「３秒間の平均値」です。

瞬間風速は、風速の１．５倍～３倍に達することもあります。

＜参考＞

・風の強さに関する用語（気象庁）

太平洋で発生した「ハリケーン」が西に進み、日付変更線を通過して「台風」になることがあります。

これを「越境台風」と呼びます。

2018年台風17号、
2015年台風17号、
2014年台風13号
など、越境台風はたびたび発生しています。

＜参考＞

・珍しい台風（江波山気象館）

・台風の発生日時（気象庁）

・東京オリンピックに「台風の暗雲」出現　五輪台風とあわや六輪台風（饒村曜，Yahoo記事）

平安時代、秋に宮中で相撲の行事がおこなわれていたことから、相撲は秋の季語になりました。

登山は夏、ラグビーは冬、ボートレースは春の季語です。

ボートレースは、モーターボートではなく、オールを使って進むレガッタの大会が春にあることから、春の季語になりました。

ドジョウは、気圧の変化によって行動パターンを変えることから、「ウェザーフィッシュ」と呼ばれています。

特に、気圧が低下して雨が降りそうになると、活発に活動をはじめるそうです。

1966年と1967年の９月には、９個の台風が発生しました。

これらの年は年間の発生数も多く、1966年は３５個、1967年は３９個です。

年間３９個は、気象庁の統計データがある1951年以降では、最多の発生数です。

＜参考＞

・台風の発生数（気象庁）