このような疑問を持っている人に向けて記事を書きます。
2021年12月24日、気象庁から2022年1月~3月の予報が発表されました。
今回は、気象庁から発表された「3か月予報(季節予報)」の内容を紹介します。
【西日本】寒くなりそう!日本海側では雪も多い
西日本は「気温」と「雪」に特徴がありそうです。
平均気温は3ヶ月通して平年を下回る予想
1月の気温は、九州・中国・四国で平年より低くなる確率が50%、近畿で40%です。
季節予報は、「1月の平均気温は○℃」といった具体的な数字ではなく、確率の予想として発表されます。
以下の表は、各都市の1月の最高気温・最低気温の平年値です。2022年1月は、この気温より低くなる日が多そうです。
続いて2月の予想を見てみると、2月の気温は「平年並み」か「平年より低く」なる見込みです。
2月にかけてラニーニャ現象が続く可能性が高いので、西日本を中心に寒気が流れ込みやすくなりそうです。
一方、3月は九州・中国・四国で水色になっていますが、3月の気温は「ほぼ平年並み」の予想です。
太平洋側では晴れる日も多くなるでしょう。
日本海側の降雪量は多くなりそう
1月以降の雪の量は、山陰で「平年より多く」、近畿地方日本海側で「平年並みか平年より多く」なりそうです
山陰や近畿地方日本海側は、2021年12月も強い寒気によって大雪になりました。
1月以降も冬型の気圧配置になりやすく、雪の量が多くなりそうです。
【東日本】いつも通りの天候になりそう
東日本は「気温」「雨」「雪」に関して、だいたい平年並みになりそうです。
ただし、北陸などの日本海側の地域では、1月は平年より雪が多くなるかもしれません。
また、1月・2月は一時的に強い寒気が流れ混んでくる可能性があります。
今後も雪の情報には特に注意するようにしましょう。
【北日本】寒気の影響は受けにくい!気温が高めになりそう
北日本は冬型の気圧配置が弱く、寒気の影響は受けにくくなりそうです。
そのため、特に2月・3月を中心に、平年より気温が高くなる見込みです。
続いて降水量の予想を見てみると、低気圧の影響で降水量が多くなる所がありそう。
特に北海道のオホーツク海側と太平洋側は、3ヶ月間を通して「平年並み」か「平年より多い」降水量になる予想です。
また、1月は一時的に冬型の気圧配置が強まって、日本海側でも曇りや雪の日が多くなるでしょう。
■参照
・季節予報(気象庁)