2021年の年末は寒波がきそうです。
この記事では、2021年12月21日時点での寒気と雪の予想をお伝えします。
早期天候情報が発表中。年末年始は寒くなりそう!
12月20日、気象庁から「早期天候情報」が発表されました。
「早期天候情報」とは、その時期としては10年に1度くらいしか起きないような高温・低温・降雪量が予想されているときに注意を呼びかける情報です。
前もって呼びかけることで、事前の備えができるようになります。
12月20日発表の早期天候情報
- 内容:かなりの低温
- 対象期間:12月26日~1月3日
- 対象地域:沖縄地方以外の全国
日本海側は大雪にも注意
冬季の日本海側の地域は、降雪量に関する早期天候情報が発表されることがあります。
今回も、日本海側の地域では降雪量が多くなると予想されています。
12月20日発表の早期天候情報
- 内容:大雪
- 対象期間:12月26日~1月3日
- 対象地域:北海道~山陰地方の日本海側
大雪になるかも?「JPCZ」とは
大雪が予想されるとき、テレビの天気予報などで「JPCZ」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。
JPCZは、朝鮮半島にある長白山脈に風がぶつかって左右に分かれたあと、日本海で再び合流してできるラインのこと。
このラインでは雲が発達・発生しやすく、雪雲となって日本海側の地域に流れ込んできます。
ちなみに「JPCZ」は「日本海寒帯気団収束帯(Japan sea Polar air mass Convergence Zone)」の略称です。
12月26日ごろも「JPCZ」によって、北陸~山陰地方のあたりで警報級の大雪になるかもしれません。